全部消えてしまえばいい、何も怖くなくなるから



   陸ってマジで最高だよね。例えばこの車ってヤツ、オレ大好きなんだけど。人って二足歩行しか出来ないからマジで動くの遅いじゃん。ていうか歩くっての死ぬほど怠くね?何かすぐ疲れるしさ…。

これいいでしょ、イシダイ先生の乗ってるクラシックカーも悪くないんだけどさ、今日はジェイドが乗せてって言うからこういうデケー車にしたんだよ。え?車はどこから調達してんのかって?最近はレンタルが出来るんだよねぇ。あ、因みに身分証はアズールが偽造したやつ。ま、オレでかいから怪しまれた事はないんだけどさ。

今回のはゲレンデ。でっけー車もテンション上がるよねぇ。真っ白の車体もすげーキレイだし、いつものクラシックカーと違って車高も高いから景色も違うし新鮮で最高。オレの新しい趣味、完全にドライブだわ。

好きな音楽流しながら走らせる。街中もいいんだけど今日はジェイドが長時間走ってくれっていうから郊外の海まで向かってる。薄紫色の珍しい海で珍しい珊瑚が沢山生えてるスゲーキレイな場所で、マジカメ映えするって噂の場所。まあ、滅茶苦茶辺鄙な場所にあるから中々行ける人が少なくてレアいんだよね。オレだってこういう事でもなきゃ行かないかな。

人間界ではガソリンってやつで走ってるらしいんだけど、こっちの世界にはそんなのないからウミウマくん曰くエンジンは勝手に弄ってるらしい。燃料を継ぎ足さなきゃいけないのって怠くね?

いやーでもオレ、運転だったらいつまでも出来るわ。飽きねぇ~!気分も最高!



「我儘を言って申し訳ないですね、フロイド」
「別にい~~よ」
「ほら、さんも」
「あ、ありがとう…」



借りモンだから汚さないでねとだけ伝えた。ジェイドはいそいそとビニールシートを敷き詰め、その上にペット用のトイレシーツを重ねていた。最終的に汚れてなけりゃそれ以外に関しては別にオレはどうでもいいんだけど、そういう時のジェイドってマジで異常で超楽しそうなんだよね。

小エビちゃんはまさかオレの運転する車に乗るなんて思ってもなかったみたいで凄く吃驚してたんだけど、この車に乗り込むまでにも散々ジェイドに色々やられたみたいで大人しく乗り込んだ。

随分と息も荒くて目も潤んでたから完全にプレイの真っ最中って感じ。ジェイドも超勃起してたからさぁ。隠せよなそういうの。

この車にしたのはジェイドが僕もご一緒させて下さいと言ってきたからで、こうなる事は想定済み。ていうかそうでもないとジェイドがご一緒させて下さいだなんて言ってくるような事はない。

もう一々確認とかしちゃいないんだけど、車を走らせ初めてすぐにプレイは開始された。こちらはたまにルームミラーで様子を伺う程度だ。

今だっては上半身裸のまま、自分で自分の足を抱え大きく開いている。何度か犯った事があるけどは濡れやすい女だ。少し触れば洪水のように体液を垂れ流す。ペットシーツは十分にその効果を発揮している事だろう。の横に座ったジェイドは大きく開いたの足の間を指先でツツ、となぞる。



「やぁ…っ」
「こんなに美味しそうに咥えこんで…♡」
「触…っ、触らないでぇ…っ」
「ここもこんなに尖らせて…♡♡」



ぎゅっと指先に力を込めの乳首を摘まむ。そのまま持ち上げる様に引っ張った。の膣にみっちりと埋まっているディルドがぐっと押し返される。感じるがまま腹部に力が入ったのだ。



「あぁっ…出るぅ…っ」
さんったら、こんなにぶっといものを捻り出して…♡」
「だめっ、だめぇっ!」
「ちゃんとしまわないとダメですよ♡♡♡」



膣から少しずつ零れ落ちるディルドを一気に押し込んだ。が大きな声をあげ全身を大きく震わせる。その声に流石に驚き反射的にルームミラーを見た。あの、ジェイドの嬉しそうな顔!



「いやっ、いやぁっ!はっ、あ」
「そろそろ他の人にも見せたくなってきましたね…♡」
「やっ、やだぁ…っ」
「フロイド!窓を開けて下さい!」
「はぁい」
「嫌ぁっ!!」



の膣内をみっちりと埋め尽くしているディルドを前後に激しく動かす。は子宮口を突かれると声を抑えきれなくなる。全開になった窓からは潮風が入り車内の発情した空気を一掃した。まあ、そんな事。ジェイドは気にしちゃいないみたいだけど。



「この車は車高が高いですからね♡早く車が並走しませんかねぇ♡♡」
「やだっ、嫌っ、あぁっ!」
「丸見えですよ、さん♡」



誰かに見られるかも知れないという羞恥が与えられる快楽に追いつかない。激しいディルドの攻撃にが大量の潮を吹きながらイった。運転席にまで飛沫が飛んでくる程だ。勘弁してくれよ…。はあはあと肩で息をするはぐったりとその身をジェイドに任せている。



「ねぇジェイド。俺、あそこのパーキング寄りてーんだけど」
「パーキングのトイレで3Pも悪くないですね…♡ねえ、さん♡」
「いやっ…」
「このいやらしい姿のまま男子トイレに放置でもいいですね…♡トイレに来る男達に入れ代わり立ち代わり犯されるさん……!」
「俺は抜いてもらえりゃ何でもいーけど」
「想像するだけで興奮が醒めやりませんよさん…」



先走り汁でベタベタに汚れた性器を口元に付きつけ咥えさせる。咽かえるような生臭さに脳が死ぬ。車がパーキングに入りすぐに射精したジェイドは、に向かい口を開くよう指示する。そうしての口内に自身が発射した精子を確認すると飲み込むよう指示するのだ。