カタコンベ

悪い夢の定義は何だろう。
そんな事を考えていれば眠気など吹っ飛んでしまい、スパイクは頭をかいた。
ここでは空は見えない。果てなく宇宙が続くだけ。
別にそう悪い事ではない。どこまでも行ける。果てがないから。
だからこんな場所では人探しさえままならないのだ。
二度と会えないんだろうと思う。
荒んだ時代しか知らない彼女に、
合わせる顔など持ち合わせていないのが残念だ、嘘を吐く。
言い訳を考えている時点で情けないんだろう。
悪夢の詳細はだ。
何の前触れもなくが夢に出て来た。
彼女は両手を広げスパイクを待っていた。たまらない気持ちになり目覚めた。
仮にがもし、現実でも両手を広げていたらどうしようか。
今度は離さないのだろうか。分からない。
やっぱり全部が夢だったらいい、そう思ったスパイクは無理矢理に目を閉じた。

すげえ久々スパイク!
いつぶりだろ、書いたの・・・
そうしてやはりお題の意味が分かりませんでした(ごめんなさい)