本日、曇天なり

サンジだから、そういうわけではないが深夜に行動する。
ゾロ辺りに言わせれば女々しさの極地らしい。
だけれどそんな場合サンジは何も言わないし誰も返答を求めているわけではない。
人恋しい、人肌が欲しい。
そう笑いながら呟くサンジの言葉に反対の声があがるタイミングもそうないのだ。
欲しているものが皆少しだけ違うだけだ。本質は同じだろう。
いつしか仲間になったもそんなサンジが拾ってきた。
同じ類の人種だ。
同じように深夜徘徊をするに対し誰かがいつだったか質問をした。
「どうして昼間に行動しないの」
「だって、こんなに透き通ってるじゃない」
夜空を仰いだはそう言うが特に透き通っているわけではない。
水平線に吸い込まれそうな夜空には無数の星が散らばってはいる。透き通ってはいない。
分かってないとそれらしく振舞うに行くぞと声をかけたサンジは連れ添い街へと繰り出す。
狩るのだろうか。
くだらねぇとゾロの声が又聞こえた。

こここ更新すげえ久々ー!!
すすすスイマセンでした!!
変異縮小だしな・・・