泥にまみれて生きる、笑う

、と名を叫んだ銀時の声質がやけに悲しかったものではその後泣いた。
振り返る事を許さなかったのはあの男の片目だ。
毎日が酷く疲れるのもその片目のせいであり早く死にたいと願う理由も同じく。
腕を買ったのか身体を買ったのか若しくは心を買ったのか。何れにせよ返却は不可。

「・・・殺すか」
「どうぞ、お好きに」
「腑抜けにされやがって」

だからこそ早く殺せと願うをあざ笑うかの如く生かす。
お前が死んだら俺も死ななきゃあならねェなと嘯く。

「股ァ開きな
「お好きに」
「愛してるぜェ・・・」

嘘吐き。
そう呟こうとしたの耳側で銀時を殺すと囁いた晋助は
濡れてもいない性器に指を無理矢理突っ込む。
息を飲んだは真っ向から彼の目を見てしまい
生きていくとはこういう事なのかと今更ながら思った。
指が中を欠く。感覚が薄らいだ。

こういう話になるキャラは久々だ(七武海以来)
っていうかあたしは坂本が一番好きなのよ・・・