閑話休題『なくした現実感、生への焦りの続き』

*最後、に電話をかけてきたのは真鍋です


「あの、何で電話出ないの…?」
「いや、別に」
「いや、ほら、心配してるからさ」
「ああ、はあ」
「?あれ?俺、おかしな事言ってるかな」
「え、いや」
「そこ、箕輪いる?」
「あ、はい」
「ちょっと変わって」
「あ、はい」
「!」(ソファーに横になったままマジかよという表情の箕輪)

箕輪に携帯を渡す、嫌々受け取る箕輪

「…はぁ」
「いや、ため息吐かれてもねェ…」
「どうしてこうなのかな」
「さて…あたしにゃ何がなにやら…」
「俺の采配、間違ってなかっただろ?」
「そいつはどうにも」
「……怪我とかないの?」
「ピンピンしてまさァ」
「それならいいんだけどね…」



2015/12/18

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閑話休題『対、斑目貘』


「…ねえ、あんたって性欲あるの?」

「えっ…何?いきなり…」

「だってさ、体力ゼロじゃん。
しかもセックスより強い快楽にどっぷり浸かっちゃってるし」

「まぁねェ」

「セックス要らないのかなって。
っていうか、その体力じゃ出来なくない?って」

「えぇ〜〜〜」

「出来んの?最後まで…」

が上ならイケる」


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閑話休題『対、切間創一』


「…僕じゃダメなの?」

「えぇ??」

「だってさ、あの人(撻器)と付き合ったら、
絶対にすぐ子供を作る事になるよ?
あの人ああ見えて本当にいい歳だし。。。
僕たちみたいにゆっくり時間を使えないんだから。
はどうなの?子供産む気あるの?
僕は嫌だな、自分の子供と同じような年齢の兄弟が出来るのは。
しかも、子供が何歳まで存命なの?って話にもなるからね。
僕たちみたいに長くはないんだから。
だったら、同じ血が流れてるんだし、僕の方がよくない?」

「…」


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2015/09/16

NEO HIMEISM